2005年03月10日

諜報機関がおとり政党を作っていたという話。

中国共産党に信頼されたオランダ・マルクス・レーニン主義者党は、諜報(ちょうほう)機関が作った“おとり政党”だった――。
同党は「毛沢東主義」を掲げて1969年に誕生。中国共産党のオランダ国内への浸透ぶりをつかむのが狙いだった。(中略)これを知った米中央情報局(CIA)がニクソン米大統領(当時)の72年の電撃訪中の直前あたりから、オランダ当局に協力を求めてきた。作戦は次第に中国の本音を探るものに変質していった。(中略)同党は、CIAが独自に十分な情報を入手できるようになった80年ごろ、役目を終え自然消滅した。
 記事によると、この話を暴露した元諜報機関幹部は昨年本を出版したが、大臣が不快感を表明して訴追を検討しているとのこと。

 諜報機関というと映画や小説の中ではよく出てきますが、実態を知る機会は非常に少ないわけで、まだまだ一般人の知らない活動があったのではないでしょうか。KGBなど東側については色々とえげつない話も漏れ聞こえてきましたが、西側でも本質的に変わりはなかったと思います。むしろ、自国民の権利やプライバシーを侵害する可能性の高い諜報機関の活動は、表向きは自由主義だからこそ逆に地下組織的になっていたのかもしれません。

 いずれにせよその本、無事に出版停止にならず日本語に訳されたら是非読んでみたいものです。
posted by #10 at 01:21| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ある紳士の回顧
Excerpt: 3月10日付の読売新聞から。 毛沢東もだまされた!信頼のオランダ政党、実はおとり 中国共産党に信頼されたオランダ・マルクス・レーニン主義者党は、諜報(ちょうほう)機関が作った“おとり政党”だった――..
Weblog: 学校で教わらない歴史の話
Tracked: 2005-03-14 00:41